試験内容は本当に“難問揃い”?

2014-09-10

合格点獲得のベースはいたって「基本問題」

 さて、ここ数年以内の受験者の中には、
「社会保険労務士試験の内容自体、難易度が確実に上がっている」
とおっしゃる方は少なくありません。

確かに、試験後に行われる予備校の解説講義やネット掲示板でのコメントなどを見ると
「あれは難問」「一気にレベルアップした」「あんな問題出さなくても」・・・等々、
一様に「社会保険労務士試験、難易度増しているよね」といった感想が挙がります。
ひと昔前までは“過去問さえちゃんとやっていれば独学でも合格出来る試験”などと言われていましたが、近年は一筋縄ではいかない問題が数を増しているのは事実のようです。

 しかしながら、ここでひとつ受験の専門家としての視点からアドバイスさせていただくのであれば、「一部の難問・奇問の類に惑わされてはいけない」ということです。
社会保険労務士試験において、難易度の高い問題というのは実は昔からある程度出題されていました。しかしながら、ここ数年はこうした一部の難問・奇問の難易度がぐんと向上し、目立つようになっているのです。
つまり、試験問題すべてのレベルが上がってしまったわけではなく、「一部のみ解答しにくい設問が増えた」と表現するほうが相応しい、と言えます。

 試しに、合格率が特に低かった第45回試験の過去問をチェックしてみましょう。
確かに、選択式を中心に、なかなか解きにくい出題が目に付きます。
ですが、そういった難問・奇問に惑わされるあまり、ごくスタンダードな問題さえ難しく感じられる、といった現象が起こってしまうことも、また事実。
これでは、まんまと出題側の罠にどっぷりはまってしまったことになります。

 社会保険労務士試験は難易度の高い試験であるといえども、全体の7割の得点率を確保できればまず合格出来る試験。
難問・奇問の類は相対的にみれば全体の3割にも届きませんから、合格のためには「基本問題に落ち着いて正答する」ことがやはり重要になってくると言えます。
試験問題は“難問揃い”ではありません。
ぱっと見の印象や噂に惑わされず、基礎重視に学習で合格を目指していきましょうね

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