“合格率一桁”のカラクリ

2014-09-10

「7/100」の「100」に注目

 前ページでも触れましたが、社会保険労務士の難易度について話をする際、当然に話題に挙がってくるのが「合格率」です。
社会保険労務士試験の合格率は従来、概ね7~9%前後といわれていましたが、第45回試験はふたを開けてみればなんと5.4%に止まったことから、社会保険労務士試験の難易度は今後さらに高まっていく傾向にあると言われています。

 100人が受験して10人も合格できない試験、こう言ってしまうと社会保険労務士って
何て難しい試験なのかしらと思ってしまいますが、ちょっと落ち着いて考えてみましょう。
全受験生の母体となる100名、ここには一体どんな人が含まれるのでしょうか?
さぞかし専門職の方ばかりかと思いきや、意外や意外。
実際には主婦の方や人事労務関連業務とは全く縁のない会社員が大半を占めている、ということなんですよね。冒頭でも少しご紹介したとおり、社会保険労務士の知名度が上がったことから、気軽に挑戦される受験生がぐんと増えてきたという背景があります。

国家資格の場合、受験資格である程度受験者層が限定されるケースもありますが、社会保険労務士試験の場合はこれがさほど厳しいものではありません。
たとえ実務経験がなくとも、学歴要件でこの条件をクリアできますから、比較的幅広い層に門戸が開かれていると言えましょう。
実は私も「大卒」の要件で受験資格を得た人間ですし、皆さんの中にもそういったパターンの方は少なくないのではないでしょうか?
また、「実務経験」といえば、公務員で挑戦される方もいらっしゃるようですが、そういった方でも関連法令に精通しているかと言えば、決してそうとは言えません。

 つまり、社会保険労務士の難易度を語る上でキーワードとなる「7/100」の分母「100」は、決して強力なライバル揃いであるとは限らないのです。

 実務未経験、初学からこの試験に挑戦される受験生にとって、一桁の合格率というのはなかなか高い壁のように感じられるものです。
ですが、いざ飛んでみたら、意外にも楽に越えられる壁なのかもしれませんね。
もっともこれは、挑戦した方にしか分からないことですが。

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